
節分である2月3日は暦の上で一年の最後の日です。 翌日(立春)からは新しい年が始まります。 聖天寺ではこの節分の日に新しい一年の除災・健康・幸福を祈る行事である、 星祭厄除祈祷を本堂に於いて取り行います。 本堂内陣では導師(中央)と職衆(立っている僧侶)並びに護摩壇(下の写真) では行者が行法に入ります。通常では護摩壇での法要ですが、 聖天寺では二つの壇で作法・読経し、 祈願成就せしめます。
本堂護摩壇(写真)は行者が厄除祈祷を行っている最中の様子です。 星祭のご本尊である五十七の星神様が祀られた星曼荼羅をご本尊として、 行者が一心不乱に護摩を焚き、各家の御祈願を祈念するのです。 この中で当寺代々伝わります『魔法経』を唱えます(星神様を呼びます)。 これは壇上に五十七の星神様を降臨して頂く為の雄叫びの経文であり、 それはそれは霊験新たかな響きであります。こうして皆様の一年の招福を願うのです。
この写真は行者の護摩祈願祈祷の最中を撮ったものです。 この祈願の中、檀信徒の皆様に納めて頂いた祈願札を、 仏様・行者・檀信徒の気持ちを一つにした智火(火)であぶる作法により、 よりたくさんの功徳を頂き、一年間の無魔招福をお祈りしています。 この作法こそが聖天寺星祭りの最大の見せ場です。 行者、脇でつかえる僧侶もとても真剣で緊張しています!
聖天寺の星祭はお腹の中も幸せにします。 当寺のご婦人方により 美味しく煮付けられた大根を皆様に召し上がって頂きます。 それから、節分に欠かせない 巻き寿司ならびに美味しく煎った豆を皆様に お持ち帰りして頂いております。豆は「鬼は外、福は内」とお家に帰って 豆まきするもよし、歳の分だけ召し上がるのもよし・・・。 これでお腹の中も幸せいっぱいです!